生活習慣病

生活習慣病とは

偏った食事、運動不足、肥満、喫煙、過度の飲酒、睡眠不足、ストレス…その積み重ねで起こるのが生活習慣病です。生活習慣病には高血圧、脂質異常症、糖尿病があります。生活習慣病は30~40歳代の働き盛りに急増しますが、近年は若い方や子供にも多く発症し、社会問題化しています。
生活習慣病には自覚症状はありませんが、放置すると将来、心筋梗塞、脳卒中、認知症、腎不全による人工透析を引き起こします。そのため、生活習慣病は“沈黙の殺人者(サイレントキラー)”と呼ばれています。
生活習慣病の治療は日々進歩しています。日常生活の改善と適切な治療を継続することで、克服することが可能です。特定健診などを活用して、生活習慣病を早めにチェックして、克服することが大切です。

また、当クリニックはおきなわ津梁ネットワーク加入医療機関です。
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生活習慣病は、高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満などを指す言葉で、喫煙しているといった生活習慣そのものを指すこともあります。生活習慣病の主な原因は食事と運動不足です。それにストレスや睡眠不足などが複合的に関連しています。

当院では、その方に合った続けられる生活習慣指導を行っています。

肥満

BMI(体重kg÷身長m÷身長m)が25以上の方は肥満です。肥満の中にも「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」があります。
特に内臓脂肪型肥満の方は高血圧や糖尿病、脳卒中、心筋梗塞になるリスクが高いため、早めに対策を講じることが必要です。

肥満の方には睡眠時無呼吸症候群を持っている方が多いことが知られています。昼間の異常な眠気がある方には検査をおすすめします。

高血圧

高血圧は動脈血圧が高く持続する病気のことです。65歳以上の日本人の3人に1人が高血圧だと言われています。高血圧は代表的「国民病」です。
高血圧の大きな原因は塩分の摂りすぎです。沖縄は塩分摂取量が国内で最も少ない地域でしたが、食生活の変化に伴い、高血圧患者数も増えてきています。
さらに健診で高血圧を指摘されているにもかかわらず、治療を放置している方が多いことが原因で、脳出血で命を落とす、働き盛り世代が多いことが社会問題化しています。 高血圧治療で最も大切なのは、自分の血圧を知ることです。
自分の血圧を定期的にチェックして記録に残すことで、食生活の見直しや治療の動機付けに結びつけることができます。

糖尿病

糖尿病は、血糖値が高く持続する病気のことです。日本人の5人に1人が糖尿病予備軍だとも言われています。
糖尿病はインスリンを中心とした血糖をコントロールするホルモンの不足や作用の低下で発症しますが、その主な原因は不適切な食習慣と運動不足です。糖尿病には三大合併症(腎症、網膜症、神経障害)を中心に多くの症状が出現します。
しかし、その多くは治療が困難で、長い期間に渡り患者さんを苦しめます。
近年、糖尿病の治療薬は飲み薬を中心に急速に発展していますが、糖尿病を克服するにはまだ至っていません。糖尿病には発症前に長い初期段階があると指摘され、その期間はおよそ20年ともいわれています。若い時から生活習慣に気を付けることがとても大切です。

糖尿病は、インスリンと呼ばれるホルモンの働きが悪くなったり分泌されなくなったりすることで、血糖値が上がったままになってしまう病気です。
初期段階では、食事の直後のみ血糖値が上がりますが、やがて高い状態のままになってしまいます。この初期段階はおよそ20年程度続くと言われていますので、その時点で発見し、治療を開始することで悪化を防ぐことが可能です。

治療としては、まずは生活習慣の改善から行いますが、血糖値が基準を超えている場合にはお薬も使用します。
また、インスリンが全く分泌されない方はインスリン注射を使用する必要がありますが、そういった方は以前よりもかなり減ってきています。

日本人の3人に1人が高血圧であると言われており、沖縄は塩分摂取量が国内で最も少ないため高血圧患者数も少なかったのですが、近年は食事の変化に伴って沖縄も患者数は増えてきています。
その一方で、きちんと治療を受けている方はまだまだ少なく、脳出血で倒れる方がかなり多くなっています。

塩分摂取量を減らし、早めにお薬を使った治療を受けることで、安定した状態を維持できるようになりますので、血圧が高めの方は早めに一度受診するようにしてください。
また、血圧手帳をお渡ししており、毎日自宅で血圧をチェックすることもかなり有効な血圧管理方法です。

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症は血液内のコレステロール、中性脂肪のバランスが崩れた状態のことです。
特にLDLコレステロール(通称、悪玉コレステロール)が高く、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が低い状態が長く続くと、動脈硬化が進みやすくなります。
バランスの乱れた食生活が原因で、特に肥満の方は要注意です。

糖尿病や高血圧と同じくらいよく見られるのが、脂質異常症です。遺伝が原因になっていることも稀にありますが、ほとんどの場合は生活習慣の乱れによるもので、特に肥満の方は発症率が高い傾向にあります。

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)はお薬で数値を下げることができますが、中性脂肪については食事の改善が不可欠です。脂質異常症は心筋梗塞や脳卒中、腎不全などを引き起こす可能性が高いため、しっかりと治療を続けていくことが大切です。

内臓脂肪型肥満

BMIといわれる計算式(体重kg÷身長m÷身長m)で25以上の方は肥満の状態です。肥満は二種類に分かれます。
皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)は健康上あまり問題になりません。しかし、内臓周囲に脂肪がたまり高血圧、糖尿病、脂質異常症を発症しやすくなる内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)があります。
食生活を整え、運動の習慣を保つことで、内臓脂肪型肥満は緩和します。

動脈硬化

様々な生活習慣病と深い関わりがあるのが、動脈硬化です。血管は加齢に伴ってどうしても老化してしまうものですが、生活習慣が乱れていたり他の生活習慣病を発病していたりすると、加速度的に動脈硬化が進んでいき、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。また、認知症や歩行困難を引き起こすこともあります。

血液をサラサラにするお薬を使用するのはもちろんですが、それだけでは根本的な原因解消にはなりません。高血圧や血糖値、コレステロール値といった数値を管理し、禁煙するなどの生活習慣改善も欠かせません。

当院では、無理のない範囲で患者様にきちんとご理解いただきながら一つずつ生活習慣を改善していくようにしています。なお、当院は動脈硬化を測定する検査機器を導入しておりますので、まずはご自身の血管の状態を知るところから始めましょう。

循環器疾患

動脈硬化と「死の四重唱」

高血圧、糖尿病、脂質異常症と内臓脂肪型肥満は互いに合併しやすく、合併することで加速度的に動脈硬化が進みます。
これにより急性心筋梗塞を発症し、突然死に至る危険性が指摘されています。これが「死の四重唱」といわれる原因です。同様に脳卒中を発症する危険性も高くなります。
当クリニックでは動脈硬化を測定する検査機器を導入しており、定期的に動脈硬化の状態を確認することができます。

重症脳卒中の原因となる心房細動

一部の不整脈は心不全や時により突然死の原因となります。それ以外にも脳卒中の原因で注目されている不整脈があります。それは心房細動という不整脈です。心房細動は心臓の中に血の塊(血栓)を形成します。血栓が血流に乗り脳血管に入り込むと大きい脳梗塞を引き起こします。

近年、心房細動に伴う血栓を予防する新しい薬剤が次々と使えるようになり高い効果を上げています。定期的に心電図をチェックして早期発見に努めることが重要です。必要に応じて当クリニックで実施しているホルター心電図を用いて、より精密にに検査することが可能です。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群は「大きないびき」が特徴です。いびきは睡眠中にしたが上気道に落ち込み、気道が狭くなることで発生します。これにより、必要な酸素を体内に取り組むことができず、身体に様々な障害が現れます。
睡眠時無呼吸症候群は「大きないびき」以外にも、睡眠中に呼吸が止まる、夜中に目覚める、日中の眠気、頭痛、けだるさが出現します。日中の眠気や倦怠感から集中力が低下することで、仕事に支障が生じる、運転中の事故などの引き起こすこともあります。
睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病である、肥満、高血圧、糖尿病とも密接に関連しており、心不全を悪化させることが判明しました。
当クリニックでは睡眠時無呼吸の簡易検査を実施しています。一泊入院することなく、ご自宅で簡単に検査を受けることが可能です。
睡眠時無呼吸症候群は既に治療法が確立されており、正しい治療を受けることで日常生活が問題なく送れるようになります。重度の睡眠時無呼吸症候群にはCPAP療法が有効です。鼻マスクを装着し、機器(CPAP装置)により空気を送り込んで気道を広げる治療法です。

伊佐内科クリニック TEL:098-851-8828 伊佐内科クリニック TEL:098-851-8828
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